保険に加入するときに知っておきたい用語のひとつに「払込期月(はらいこみきげつ)」があります。
あまり聞き慣れない言葉ですが、保険料の支払いに関わる大切な仕組みです。
ここでは、初心者の方にもわかりやすく、具体例を交えて解説します。
払込期月の意味
「払込期月」とは、保険料を支払う月のことを指します。より正確には、契約応当日が含まれる月の初日から末日までをいいます。
たとえば、保険契約を5月1日に結んだ場合、契約応当日は毎年5月1日になります。この契約の払込期月は、5月1日から5月31日までの1か月間です。
契約応当日とは?
払込期月を理解するには、まず契約応当日という用語を知っておく必要があります。
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契約応当日とは、契約日と同じ「日にち」にあたる日のこと
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1年ごと、あるいは1か月ごとに繰り返しやってくる「基準日」
👉 例:
契約日が 2023年5月1日 の場合、翌年以降の 5月1日 が毎年の契約応当日となります。
払込期月の具体例
払込期月のイメージをつかみやすいように、いくつか例を紹介します。
例1:年払いの場合
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契約日:2023年5月1日
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契約応当日:毎年5月1日
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払込期月:5月1日~5月31日
つまり、保険料の年払いを選んでいる場合、この期間内に保険料を払うことになります。
例2:月払いの場合
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契約日:2023年5月20日
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契約応当日:毎月20日
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払込期月:毎月1日~末日
この場合、5月契約であれば、5月1日~31日が払込期月になります。実際の引き落としは応当日(20日)前後になるケースが一般的です。
払込期月を知っておくメリット
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払い忘れ防止につながる
→ 「今月が払込期月だ」と意識できる -
契約管理がしやすい
→ 生命保険や医療保険など複数契約をしていても整理しやすい -
資金計画に役立つ
→ 年払いや半年払いのタイミングを事前に把握できる
まとめ
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払込期月=契約応当日が含まれる月の初日から末日まで
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契約応当日とは、契約日に対応する日が毎年・毎月繰り返すもの
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払込期月を理解しておくと、保険料の支払い管理がスムーズになる
保険料の支払いは「うっかり忘れた」が大きなトラブルにつながることもあります。自分の契約の払込期月を把握しておくことは、安心して保険を続けるための第一歩といえるでしょう。
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