生命保険を選ぶときに出てくる「無配当保険」という言葉。
「配当金がないってどういう意味?」「有配当保険とどっちがいいの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、無配当保険の仕組みや特徴、メリット・デメリットをわかりやすく解説します。
無配当保険とは?
無配当保険とは、契約者に配当金が支払われない生命保険のことをいいます。
生命保険の保険料は、次の「3つの予定率」をもとに計算されています。
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予定死亡率(どのくらいの人が死亡するかという見込み)
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予定利率(運用によって得られる利回りの見込み)
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予定事業費率(保険会社の事業運営にかかる費用の見込み)
しかし、実際の死亡率や運用成績、経費が予定より良ければ「剰余金(余り)」が生じます。
この剰余金を契約者に分配したものが配当金です。
一方で、無配当保険は最初から配当金を契約者に還元しない設計になっているため、保険料がシンプルに設定され、一般的に有配当保険より保険料が安いという特徴があります。
有配当保険との違い
生命保険には「有配当型」と「無配当型」があります。それぞれの特徴を比べてみましょう。
項目 | 有配当保険 | 無配当保険 |
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配当金 | 発生する(剰余金があれば契約者に還元) | 発生しない |
保険料 | やや高い | 安め |
仕組み | 予定と実績の差によって配当があるため複雑 | シンプルでわかりやすい |
向いている人 | 長期で契約し、配当金も含めて活用したい人 | 保険料を抑えたい人、シンプルに備えたい人 |
無配当保険のメリットとデメリット
メリット
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有配当保険より保険料が安い
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契約内容がシンプルでわかりやすい
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将来の配当有無を気にせず、一定の保障を得られる
デメリット
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剰余金が出ても配当として受け取れない
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長期的にみると、有配当保険より返戻率が低くなる可能性がある
具体例で考える
例えば、30歳男性が終身保険に加入した場合をイメージしてみましょう。
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有配当保険:月額 12,000円(将来の配当金を受け取れる可能性あり)
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無配当保険:月額 10,000円(配当はないが、毎月の負担は軽い)
→ 「毎月の保険料をなるべく抑えたい」人には無配当保険が向いています。
→ 「長く加入して配当金を含めて総合的に受け取りたい」人には有配当保険が合っています。
まとめ
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無配当保険とは、配当金がない代わりに保険料が安い生命保険
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有配当保険との違いは「配当の有無」と「保険料の水準」
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保険料を抑えてシンプルに保障を得たい人におすすめ
保険を選ぶときは、毎月の支払額を重視するか、将来の配当を期待するかによって、自分に合ったタイプを検討するとよいでしょう。
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