約定利率とは?簡単に言うと「契約で決めた金利」
約定利率とは、金融機関と契約時に取り決める金利(利率)のことです。
ポイント
- ローン契約書に明記される正式な金利
- 返済額や利息計算の基準になる
- 契約後は原則としてこの条件に従う
👉つまり、「この金利でお金を借ります」と約束した数字が約定利率です。
約定利率と適用金利の違い
住宅ローンでは似た言葉が多いため、混同しやすいポイントです。
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| 約定利率 | 契約上の正式な金利 |
| 適用金利 | 実際に適用される優遇後の金利 |
具体例
- 店頭金利:2.5%
- 優遇:▲1.5%
- → 適用金利:1.0%(=実際の返済金利)
👉この「1.0%」が、契約上の約定利率になるケースが一般的です。
住宅ローンにおける約定利率の重要性
約定利率は、総返済額に大きく影響する非常に重要な要素です。
なぜ重要なのか?
- 利息の計算基準になる
- 毎月の返済額が決まる
- 数百万円単位の差になることも
👉たった0.1%の違いでも、長期では大きな差になります。
【注意】約定利率でよくある勘違い
① 「表示金利=約定利率」と思ってしまう
広告で表示されている金利は、条件付きのケースが多いです。
👉 実際の約定利率は
- 年収
- 勤務先
- 借入額
などで変わります。
② 変動金利でもずっと同じと思ってしまう
変動金利の場合、約定利率は見直しルールに基づいて変動します。
- 通常:半年ごとに見直し
- 返済額:5年ごとに見直し(5年ルール)
👉つまり、将来の金利上昇リスクも考慮が必要です。
「銀行からの相殺」における約定利率とは?
少し専門的ですが、重要なポイントです。
住宅ローン契約書にある「銀行からの相殺」とは、借入金と預金を相殺(差し引き)する仕組みです。
この場合の約定利率は、 預金契約で定められた利率(預金金利)を指します。
イメージ
- ローン残高:1,000万円
- 預金:100万円
→ 相殺される場合あり
👉このとき、預金側の利率が「約定利率」として扱われます。
【事例】約定利率で差が出るケース
ケース:35年ローン(3,000万円)
| 金利 | 総返済額 |
|---|---|
| 0.8% | 約3,300万円 |
| 1.0% | 約3,450万円 |
👉約150万円の差が発生
約定利率を確認する3つのポイント
住宅ローンで失敗しないために、以下は必ずチェックしましょう。
① 契約書の金利欄を確認
→ 実際に適用される数字をチェック
② 優遇条件の有無
→ 条件を満たさないと金利上昇の可能性あり
③ 金利タイプ(固定 or 変動)
→ 将来のリスクが変わる
まとめ
約定利率は、住宅ローンにおいて最も重要な要素のひとつです。
✔ 契約で決まる正式な金利
✔ 返済額・総支払額に直結
✔ 条件や金利タイプで変動する
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