相場の解説や投資関連の記事で見かける「逆ザヤ(ぎゃくザヤ)」という言葉。
一見難しそうですが、実はFXや株式、先物取引など幅広い金融商品で使われる基本用語です。
この記事では、FX初心者にもわかりやすく、逆ザヤの意味や使われ方、取引での注意点を丁寧に解説します。
逆ザヤとは何か?【基本的な意味】
逆ザヤとは、購入した価格よりも、売却価格や現在の価格が安くなっている状態を指します。
「ザヤ」とは、買値と売値の差のことで、相場用語として古くから使われています。
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買値より売値が高い状態 → 利ザヤ
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買値より売値が安い状態 → 逆ザヤ
つまり、逆ザヤは含み損が出ている状態とほぼ同じ意味で使われることが多い言葉です。
FXで考える逆ザヤのイメージ
FX取引では、次のような場面が逆ザヤにあたります。
具体例
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米ドル/円を 1ドル=150.00円で買い
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現在のレートが 149.20円
この場合、
売却すると購入価格より安いため、逆ザヤの状態です。
差額の0.80円分が、含み損となります。
株式・先物市場でも使われる逆ザヤ
逆ザヤという言葉は、FXだけでなく、株式投資や商品先物市場でも使われます。
株式の場合
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株を1,000円で購入
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現在価格が900円
→ 逆ザヤ(含み損)
先物取引の場合
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現物価格より先物価格が安い状態
→ 市場では「逆ザヤ状態」と表現されることもあります
文脈によって意味が微妙に異なるため、どの市場の話なのかを意識して読むことが大切です。
逆ザヤ=すぐに悪いとは限らない
逆ザヤという言葉には、マイナスの印象がありますが、
必ずしもすぐに損切りすべき状態とは限りません。
FXでは、以下のような判断が重要です。
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トレンドは継続しているか
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想定していた値動きの範囲内か
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逆指値(損切りライン)はどこか
一時的な逆ザヤであれば、戦略通りに保有を続けるという判断もあります。
逆ザヤが拡大するときの注意点
注意すべきなのは、逆ザヤが想定以上に拡大するケースです。
FXでのリスク
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含み損が拡大
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証拠金維持率が低下
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最悪の場合、ロスカットが発動
特にレバレッジをかけた取引では、
小さな逆ザヤでも大きな損失につながることがあります。
FX初心者へのワンポイントアドバイス
逆ザヤは、相場では避けられない状態です。
重要なのは、逆ザヤになったときの「対処ルール」を決めておくことです。
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エントリー前に損切りラインを決める
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逆指値注文を必ず設定する
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感情でナンピンしない
これらを徹底することで、逆ザヤが致命傷になるのを防げます。
まとめ|逆ザヤは相場の「状態」を表す言葉
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逆ザヤとは、買値より売値(現在値)が安い状態
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利ザヤの反対で、含み損のイメージ
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FX・株式・先物など幅広く使われる用語
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重要なのは逆ザヤ時のリスク管理
逆ザヤを正しく理解することで、
自分のポジション状況を冷静に判断できるようになります。
FXで長く取引を続けるためにも、ぜひ覚えておきたい基礎用語です。
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